dynabook R730へのSSD搭載

唐突にメモ代わりに書いてみる。
以前購入した、dynabook R730/W2MAにSSD(Intel SSD 520 120G)を載せる際にドはまりしてました。

今の環境を再構築するのが面倒だったので、HDDの内容をそのままSSDに移す方向で作業開始。
元々搭載していたHDDが320Gbyte(C:250Gbyte、D:50GByte、そのほかに管理領域とリストアに分割)でしたので、そのまま120GByteのSSDに入れるのは無理、ということでC:のみを移します。

Windows7のディスクの管理を使用して、まずはC:のボリュームを縮小しますが、ここで一つ目のハマリ。
ボリュームの縮小前に、デフラグを行ってデータを前の方に詰めてから領域を縮小、というのが手順なので、それに従ってWindows標準のデフラグを行ったところ、130Gbyte辺りに動かないセクタがあるらしく(WindowsXP等とは違い、標準のデフラグでは何が起こっているのか表示されない)、ボリュームの縮小が120Gbyte以下にはできませんでした。
管理ツールからログを見ても、DISKPARTから見ても、システムで使用しているファイルなのは明らかなので、邪魔をしているファイル自体を消すわけにはいかず、一旦頓挫。
結局、フリーソフトの「Ultra delug」を使ってフルオプションでデフラグをかけて、おおよそ60GByte程度まで縮小可能になりました。

そこから、Windows標準のバックアップツールを使ってイメージバックアップ。と、ここでもハマる。
HDDをSSDに取り換えて、CD0-ROMからブートしてリストアしようとすると、最後に「書き込めるディスクが見つかりません」とエラーが出てリストア不能。この時点で、システム1.5Gbyte+C:60GByteなので容量不足はあり得ない状態。クリーンインストールはできるので、SSDの不良ではありません(結局この件は解決できませんでした)。
頭を切り替えて、別のPC上で直接HDDからSSDへクローンコピーすることにします。まずはフリーソフトの「EASEUS Disk Copy」を使用。しかし、コピー後にR730にSSDを繋いでブートするといきなり回復モードで立ち上がるります。これもダメかと思いつつ、クローンコピー用のソフトを「Intel® Data Migration Software」に替えて再度コピー。これでうまくコピーできました。


まとめ:
今回の試行錯誤を不要部分をすっ飛ばしてまとめると
0. HDDが2台つなげる環境を確保、ヘルプファイルやWebを見て、一通りの情報収集をする。
1.「Ultra delug」でデフラグ後、ディスクの管理からボリュームを縮小。移動するSSDより更に小さい容量にしておく(データの移動後に「ボリュームの拡大」をすれば容量の無駄は生じない)。
2.「Intel® Data Migration Software」にてシステム領域とC:のみをSSDにコピー。
3. SSDを取り付けてブート、良ければボリューム変更などを行い、D:などのデータをコピー。


何故かとても手間取ったデータ移行でしたが、高速SSDWindows7の環境は本当に快適です。