NASA World Wind

66.75229W_18.34450N.png

少し前にimpress等で紹介された、衛星写真マッピングした地球儀ソフト。
あまり拡大せずに見ていても、インド大陸ユーラシア大陸にぶつかったことによる褶曲や、ナイル河のデルタ地帯が見事に三角形であること、フィヨルドの本当の形という教科書には言葉だけで載っている部分が、一見して判るのが素晴らしい。

そして、余計な知識が付いていれば、フィンランドの地形を見て、千湖ラリーがなぜ千湖ラリーと呼ばれているのかに納得できたり、クルスク戦が実際にどのような地形のもとで行われたかを調べたりと、衛星(ランドサット)の解像度で世界のどこでもが手軽に調べられるのが有難い。
更に米国内であれば、車一台が判るレベルの画像が用意されている事もあるので、あんなことやこんなことも。

それから、このソフトは*1大画面&高解像度の方が楽しめます。地図は嫌いじゃないが、どうも面白さが判らないという人はぜひ大画面で試してみてください。

写真はアレシボ天文台。下記のようにして、座標を渡すことも可能。
worldwind://goto/world=Earth&lat=18.34450&lon=-66.75229&alt=1856


しかしこのソフト、非常に重い。というかCPUを占有する。裏で円周率の計算でもしてるんじゃ・・・*2

*1:地図ソフト一般に

*2:FAQには「CPUを占有するのはわかってるけれど、そこまで手が回らないからちょっと待ってて(意訳)」とありますが