第44回静岡ホビーショー覚え書き

87式偵察警戒車

合同展示会は、静岡ホビーショーの一部でもある訳で。併せてタミヤ本社のオープンハウスもあって、色々興味深い話を聞けたのでメモ。
わからない人にはわからない書き方なので、本当に覚え書き。

タミヤ オープンハウス編

  • 金型の展示には、毎年悩む。去年は軽装甲機動車で、スライド金型で苦労(特に内側スライド)したのが見所だったけれど…(今年は普通の車、とは言え外側4方向スライド+内スライドあり)
  • 金型の鋳造表現は放電加工マスターに彫り込む。掘り込むのは職人の仕事。
  • 金型改修する場合は、コマの変更で対応しているので「金型改修で旧金型が無くなった」という事は無いんじゃないかな?
  • プーリー類の
  • デカールの版下は、昔はロットリングで書いていた。例えばポルシェ911GT1の竜巻デカールも手書き。しかも縮小無しの、製品デカールと同じ大きさで ( д )゜゜
  • カルトグラフの発色が良いのは「インクが違うから」
  • 箱絵は基本的に紙に手書き。が、1/48MMシリーズの箱絵はデジタル手書き。
  • キットに含まれない物が箱絵に描いてあるのはケシカラン!と言う風潮は変化している。
  • 作例を作っている方の机の中にはちょっとだけMr.Colorの瓶があった
  • タミヤエナメルのチタン系色も悪くないが、銀の上にクリアオレンジ+クリアイエローを吹くと、更に良い(YZR-M1フロントフォークのボトムケースなど)
  • YZR-M1用の青は、クリア分が多いために吹き加減が難しい。「ホラここ色違うでしょ?」と言われても良く分からなかったのは秘密。

ホビーショー会場編

  • ファインモールドのミレニアムファルコン。ファインモールドの方曰く、設計が進むごとに新事実が発見されるとの事。今ならミレニアムファルコンのプロップについて世界一詳しいかもしれない。
  • セガワの紫電。ハセガワの方曰く、絶対の自信を持てる出来ですとの話。サンプルキットを頂きましたが、1/48大戦機は良く分からない…