フジミF430challenge(2)

この車、実車ではここ数年ぼちぼち出始めた、マット(つや消し)塗装であったとのこと(実車の写真は年度違いの小さいのが1枚だけしか見つからなかった)。
塗装指示では33番のつや消し黒で塗装することになっていますが、その上からデカールを貼るとシルバリングするために、当然後処理でマット仕上げにします。
で、いつも通りにクリアを掛けて段差消し、ラプロス4000番まで磨いて、薄めたガイアノーツのクリアーを吹くと、このような艶に。マットにするのが惜しくなります。

そこから再度、ヤスリを掛けてマットにするのですが、ラプロス、メラミンスポンジのいずれを使っても磨き方向がわかる傷が残ってしまうことがテストで判明していました。
そこで、比較的磨き傷が残りにくいメラミンスポンジで一通り艶を消したあと、同じクリアー(光沢クリアーですよ)を、強め遠めから細かい霧にして吹付けることしばし、綺麗なマット、というよりサテン仕上げ(少し光沢が残る)に。このテクニックはダッズさんに教えてもらったものです。

去年の静岡では、車でマット仕上げというのは無かったように思えるので、今年あたり出てくるんじゃないかと思いますが、さて皆さんどのような方法でマットに仕上げてくるか、楽しみです。