アオシマ 1/32 はやぶさ

アオシマはやぶさから、はやぶさ2号機を作った人は居ないかという記事を読んで違いを検討してみる。
http://b612.jspec.jaxa.jp/mission/hayabusa2.html
ウィキペディアはやぶさ2の項目が一番分かり易くて、公式ページとの違いも無さそうなので、この内容を信じて改造点を洗い出してみる。
wikipedia:はやぶさ2より

2010年1月現在の探査機の変更点を以下に示す。

  • アンテナ・・・「はやぶさ」のようなパラボラアンテナに代わり「あかつき」で使用されるフェイズドアレイアンテナを使用する。
  • 姿勢制御機器・・・破損があった化学スラスタ配管の再検討やリアクションホイールの信頼性向上などの改良が行われる。
  • イオンエンジン・・・μ10の推力を10mNへと向上した改良型を使用する。
  • サンプリング・・・サンプリングシーケンスが改善される。魚眼レンズを装備したカメラが搭載され、サンプリングの様子を撮影する他、巻き上げられた粒子の光学観測が行われる。
  • プロジェクタイル・・・プロジェクタイルの形状が「はやぶさ」の弾丸型から円錐型へと変更される。頂点の角度は90度に設定されており、プロジェクタイルが3g以上の質量をもつ場合には弾丸型よりも効率的な試料採取が可能となる。
  • 衝突体・・・直径約20cm、重さ約10kgの円筒形。爆薬を内蔵しており、探査機本体から切り離された後に起爆、爆圧によって変形した金属塊を目標天体に突入させる。

外観上の大きな変化は、高利得アンテナのフェイズドアレイ化と衝突体の追加。
フェイズドアレイアンテナは、パラボラアンテナと同じ部分に、円形の板を取付けるだけ。ディテールは金星探査機「あかつき」のそれとほぼ同じ、と言うことはのっぺらぼうの板一枚とその周囲のリング。
衝突体はロケットと衛星の結合部に取付ける模様。上記紹介文によると自己鍛造弾頭(のようなもの)だろうか。とすると、表面はライナー(もしくはその保護カバー)、その他の面は爆薬ケース、厚みは100〜150mmの円筒形と想像する。また、現在この部分を占めているターゲットマーカーなどはその周囲に移設して、各ユニットが重ならないようにする必要もある。

その他の部分については、RWやスラスタ配管は内部の話なので見えない。イオンエンジンも外観はほぼそのまま、カメラは魚眼レンズの搭載により少し外観が変わる可能性あるが今回省略。プロジェクタイルも内部の話なのでこれも見えない。

といった検討から、アンテナと衝突体をプラ板とジャンクパーツからでっち上げてみる。何とかなりそうですね。