蒜山やきそば


蒜山やきそばがどのようなものか、事前の超大雑把なリサーチによるとこんな感じ。

  • 秘伝の独特のタレを使っている
  • 具はかしわとキャベツ

しかし、焼きそば屋台の周りの香りは、どこかでかいだことのあるような、それでいて屋台ではあまりかいだことのない香りで、喉元まで出かかっているのに出てこない。



と、不思議に思いながら口の中に入れると、「あ、これ固形の味噌ラーメンだ」と、その瞬間に答えが出てきましたが、それはいいことなのか悪いことなのか。
それはさておき、これを蒜山やきそばのスタンダードとして次行きましょう。
とは言え、数件ある蒜山やきそばの店で、どこが良さそうかは二人ともよく判っていなかったので、隣でコーヒーを売っているおばちゃんに聞いてみると「私は大美食堂が好きだったんだけどねー」との事。え?「だった」って何よ(ガイドブックには載ってるのに)。
話を聞くと、昨年大美食堂のおばちゃんが亡くなられて、店はもう閉じているとのことで、2番目のお勧めだったやまな食堂へ。


お昼時だけあって、何人かが並んでいましたが行列、と言うほどではないし、お昼時に行列が出来るのは人気の証。
しかも前に並んでいたのが5〜6人の家族連れだったので、先にカウンター席に通されて「まださっきのやきそばが残ってるけど大丈夫かな」とか「厨房が見えるなんて特等席じゃないですか」とひとしきりはしゃぐ。




ところが意外と客席が多く、調理待ちの順番が長い長い。
注文票でアレが出たとか出てないとか、お店の人にちょっかいを出すことしばし。
ちなみにここでは蒜山やきそばのほかに、かしわがホルモンになった「ホルモンやきそば」や餃子定食がなかなか美味しそうであることを確認。



そして焼きそば登場。

待たせた分、大盛サービスにしたんじゃないかと思うような量で、どかんと出てきました。
「んー、これは固形の味噌ラーメンだ」
道の駅と同じ感想でしたが、味も本当に似てたので仕方がない。

ガイドを見る限り、違う方向の味付けをしている店もあるようなので、2件行くならば別の組み合わせがよかったかと。