続 D253i

スライドタイプの良いところは、閉じたままでもカーソルキーだけの作業ならば、大画面が使える所にある。が、D253iはカーソルキーの位置が下なのと、重量バランスの関係で随分と持ちづらい。
PalmをはじめとするするPDAの場合、画面下のキーは起動時に少し使うだけ*1で、タッチパネルを使うのが基本。わしづかみにした状態で操作できるように、ジョグダイヤルを設けているCLIEもあるが、これはタッチパネルを使わないでの操作を考えたためでしょう。
翻ってD253iだが、閉じた状態で操作しようとすると、下部20%位の所を持って、キーを、しかもカーソルキーの脇に縦三段に並んだキーを操作する必要がある。で、結局手の掛かる部分が少なく、ボタンも小さいため、非常に持ちづらい。
実際、あまりに持ちづらいので、下側を延ばすべく1段スライドさせた状態*2で使ってしまう状態でした。
どうせスライドさせるなら、この状態で露出されるテンキーの下1段を活用できれば良いものの、これが特に機能をアサインされている訳でもないので、使えない。ここが活用できていれば、新しいスタイルになったかもしれないのに。

しかし、この携帯のデザイナーは、本当にこれで良しと思ったのだろうか。想定する使用スタイルが違うのかなぁ。

*1:それでも、横1列にしか配置しない等、贅沢な場所の配分をしている

*2:カメラON位置