ライブスチーム

今日、仕事でお会いした人がとんでもなかった。
某造船会社を定年退職された人でしたが、趣味で模型機関車(ライブスチーム)を作っているとのことでした。
模型というと、形を模すかと機能が、機能を模すと形がおろそかになりがちですが、この人の機関車は形と機能が両立しています。森博嗣(自宅に線路を引くくらいのライブスチーム好き)が昨年末まで書いていた"Morilog Academy"にライブスチームの話がたびたび出ていましたが、それに比べると素人と玄人、子供と大人の違いがあります。

ただし、それを作るのも並大抵ではなく、個人で一通りの工作機械を持っているのはもちろん、鋳造部品まで自分で（鋳造屋さんの設備を借りて)吹いたりしているとのこと。
趣味も本気で、とよく言われますが、本物の本気とはこういうことを言うんだなと、強烈に感じさせられました。