無いよりあった方が良い

世の中、無くてもいいけれど、やはりあったほうが良いものという物もありまして、艦船模型における手すりもそのひとつ。
普通はそこで、エッチングパーツの出番となるのですが、別売りのエッチングパーツは結構高価いうえに、付けたところで「ああ、付けましたね」くらいにしか見てもらえないのもなんだか悔しい。

ということで、真鍮線やテグス、伸ばしランナーで何とか作れないものかと、まずは直線部分でテスト。

作り方は、縦の線の位置をけがいて、その上から0.3mmのドリルで軽くさらいくぼみを作って接着面積を稼ぐようにしてから、ゼリー状瞬間接着剤で0.3mmの真鍮線を植え込み。

真鍮線は予め短くしてしまうと倒れの修正が難しいので、この時点では50mm程度の長さにしています。その後、低粘度の瞬間接着剤で補強して固まったところで1.5mmの長さにカット。これで縦の線は完成。

横の線は伸ばしランナーで、これまた瞬間接着剤を駆使して接着。

写真で見ると雑だなー、肉眼で見ると結構いい感じなのですが。